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伊万里・桃川 森家の生活
by shum
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なぜ宮崎か?

宮崎だからこそ、宮崎という土地・そこに住む人たちが劣っているから発生した、という意識ですよね?
今の流れで言えば、あの県知事を頂いているから、あの知事を選んだ県民だから。
地域性はもちろんあります。
場面場面で不適切だった判断はあります。
だからといって、十把一絡げにできるものですか?
10年前の発生は、宮崎と北海道でした。
あれ?北海道は日常防疫が徹底していたのでは?
宮崎の畜産は少なくとも明治以降連続しているし、日本農業の中のひとつです。
世界経済や人たちの暮らしに、もまれています。
グローバルな競争に勝つために単位面積あたりの収入をいかに上げるか、そのための規模拡大・集約化。
農業だけの問題ではないですが、特に農業では国家的命題として追求されてきました。
弱小不合理な農耕地は地域もろとも放棄され、野生動物を引き寄せた。
この時点で実は、国家防疫・防災・安全保障という観点で既に落第。
過密化を受け入れるための衛生管理の徹底。
しかし、トップのウィンドレス管理農場で早期に発生。
開放型畜舎が、蔓延の中しぶとく生き残った事実。
過度の衛生意識が、生き物としての個体のみならず群の生命力を弱めている事を、ほかならぬ宮崎の現場で、積極的に解明が進められていました。
その地の常在菌叢や生物相と付き合いながら、生かされ合いながら、生きる風景として農業を営む。
広大な国土の国で、国立公園の自然発生的山火事が放置されるように、
本来、(その地で)未知の疫病も、ありのまま受け入れるべきなのかもしれません。
極論はさておき、未知の疫病対策は、日常の衛生管理とは別物なのです。
口蹄疫にいくら万全に備えたところで、それは世界の偶蹄類感染症のたった一つに過ぎません。
全てに衛生管理で備える事が出来るのか?
必要なのは、P4レベルの農場ですよ。
いろんなことが、たぶんここでは起こらないだろう、という考えが、四方を海で囲まれた国で育まれてきました。
起こったときにどうするのか。
全く想定・経験した事のない事態に直面したときにどうするのか。
マニュアルのない事態にどう対処するのか。
必要なのはそこです。

伊万里産伊万里牛への道

口蹄疫リンク2010
http://f.zz.tc/m
by shum34 | 2010-07-12 21:49 | 仕事
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