長らく公民館活動に関わっていますが、目下の悩みは、
他ならぬ、公民館職員自身による妨害です。
悩ましいのは、当の本人には、露ほどにも、そう言う意識のないところ。
それどころか、役目を120%果たしていると自負されているであろう所。
公民館活動とは、詰まるところ、いかに住民自治を育てていくか、
と言うことだと思います。
その観点から、いろんな団体が縦横の連携をとりながら活動しています。
ただ、実際の所は、充て職の役員で構成され、組織運営に関しては、
前年踏襲の事務局任せ、と言うのが実態。
生涯学習なども、与え・与えられる活動になっています。
唯一、社会体育だけは、自治的運用が確立されています。
他の団体や活動も、そんな風になればいいのにな、と思えば、
少しずつでも変わっていくのでしょうけれども、
そんな風にはならないと決めてかかっているのか、
なってもらっては困ると思っているのか、
いや、そう思いたくなるほどに「創る」という発想がない。
まちづくりの真ん中組織構成員クラスの「権力」があれば、
ある程度のことは実行できるのですが、
そこにいなければ、お気に召されない発想はことごとく阻まれる。
これじゃやる気を摘む一方。
下々はだまっとれ、下知されたことだけを、粛々と運べば良いのだ、
と言った塩梅ですな。
活動の中身で悩むのならば建設的ですが、
どうやってご機嫌伺い・すり抜けるのか、に頭を使う羽目になるなんて、
本末転倒も甚だしい。
戻った時計の針を取り戻すのは、大変なのを、わからんだろうねえ。